あいだの社会人日記

2021年4月より執筆開始。社会人の日常・勉強・読書記録についてポツポツと

1ヶ月読書してみて

こんにちは。あいだ です。

今日は本の紹介とかではなく、1ヶ月読書をして悩んでいることについて、

記録を残そうと思い、書きます。

 

 

昨日、久しぶりに会社の同期と話す機会があったのですが、その中で、

「よくわからないけれど、転職は考えていない。大企業に長く働いていたい」

「金持ちになりたいとか思わない。多くは望んでいない」

とか話するのを聞きました。

 

関係をギクシャクさせるだけなので、ぼくはそれを聞いて反論しませんでしたが、

正直言って少し気まずい思いがしました。

「長寿化・未婚化晩婚化の流れのなかで、日本について言えば少子高齢化のトレンドの中においては増税と労働期間の長期化が避けられないけど、今の延長線上に『当たり前』ってあるの?」

「今の会社以外の選択肢って考えたの?」

 

 

自分の会社が大きいかどうかはさておき、どんな企業・大企業であっても何があるかはわからない、潰れないまでも縮小し、人員削減をする可能性がある、と思うのが1ヶ月本を読んでの結論です。

イノベーションを起こせないで市場から追い出されるということもあるし、IT化の中で、労働者を雇う必要がなくなるとか、いつだって固定費を下げたいはずだし)

年功序列や年齢制限、改革の気風に乏しい中にいると、どんなに海外での売り上げを伸ばそうと言っていても、どこまで本気なのか疑いたくなる。

また、いまの会社に長く勤めることは、自分の可能性を狭め、会社に依存する存在になってしまうと思うし、何よりも好奇心を失ってしまいそう。

逆に会社の方だって、一部の熟練工や優秀な営業以外、長く雇い続けるなんて絶対にしたくないはずであり、「長く忠誠を尽くしてくれたから雇ってあげるよ」なんて、この厳しい競走環境において、言う余裕はないはず。

さらに、こんな世界情勢の中で日本型雇用慣行の動揺はさらに激しくなり、もはや風前

の灯。手遅れになる前に今の状況から逃れないと。

 

しかし、ただ転職したら解決するかというとそうではない。

日本企業を巣食う問題は多くの国内企業に共通するからというだけではない。

今のように従業員として働き続ける間は、絶対に「金持ち」にはなれないから。

それは、自分の賃金が自分のコストに等しく、それは自分の再生産コストにすぎず、成果など5%にも満たない。

自分の手元に入る給料は既に税金などが奪われた後であり、そんな状態で投資をすることは困難。

では自営業に勤しむか、何かの道を極めるかと言われると、散々部活で上には上がいることを知らされてきたし、グローバル化の中で、今度は世界中の人のなかで一番になれと言われると、急に現実が迫ってくる。

また、クワドラントの右側にいる間は、自分の時間=収入であり、結局、余暇を削ってクタクタになり魂を削るという無限ループを脱せない。

結局、やりたいことなどないと言いつつ、一つやりたいことをあげると「働く時は働いてもいいが、世界中を旅したい」と思うから、働き方を変えなければならない。

 

ここまでは頭でわかっても、

IT・テクノロジー化、自動化ロボ化etcと言われる中で人の仕事が置き換えられる中で、それでも人間にしかできないことってなんだ?

その中で自分だから選ばれることってなんだ?

ってなる。

会社に依存したくないって大見えきっても、何者でもない自分になった時にそれでも自分に残っているものってなんだ?

恥や外聞・プライドがなく、好奇心旺盛な5歳児であること以外、何が残る?

クワドラントの右側に移るためには何から手をつけたらいいんだ?

ってなって、ここから先に進めないのですが、どうしましょう。

 

今週、思考が一歩でも進むのでしょうか。

「超入門資本論」、「金持ち父さん貧乏父さん」、「2022ーこれから10年活躍でいる人の条件」など参考。

以上。

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今週の一冊。